藤ヶ谷カントリークラブ(AED救命レポート Vol.3)

メンバーの高齢化が進むゴルフ場。AED導入とフロント従業員全員の講習会受講が貴重な人命救助につながりました。

AED導入の経緯

ゴルフ場AED導入台数

社会的にAEDの必要性・重要性が増している中、周囲のゴルフ場での導入の話も聞こえてきました。
千葉県の他のゴルフ場との会合の中でも必要性が指摘されはじめ、実際に心臓が原因で倒れられた方の事例もありました。
当クラブメンバーの平均年齢も60歳以上であり、皆様に安心してプレーしていただくため、導入を決めました。
2006年に導入しましたが、県内でも早い方であったと記憶しております。

AED導入時の問題点

最大の問題点は従業員の教育でした。機械だけあってもスタッフが使えなくては問題ではないかと。そこで、設置時の取り扱い説明だけでなく、消防で年2回行なわれている無料講習を利用して一度に3・4名ずつ受講することにしました。2010年現在では25名が受講済みです。

実際の救急救命作業について

藤ヶ谷カントリークラブ

AED導入から2年ほど経った2008年8月3日、正午前のことでした。ハーフを終了され、昼食に戻られた70代のメンバーの方が食欲が無いと離席しました。具合が悪いとのことでしたので、休憩できる控え室で横になっていただきました。大変暑い日でしたので、まず熱中症を想定し室内を冷やし、氷等を用意し休んでいただきました。しばらくして、突然その部屋から大きないびきの様な音がしました。

隣の控え室で休憩中の職員が急いで駆けつけたところ、いびきはかいていませんでしたが、全く動きが無い状態でした。近づいて肩を叩き確認しても応答がなく、呼吸もしていなかったため、急いで人を呼びにいきました。集まったスタッフにAEDを持ってきてもらうよう依頼し、救命講習で習ったことを思い出し、AEDの到着まで心肺蘇生法を行いました。 後はAEDが到着し、ガイダンスに従ってショックボタンを押しました。最初は押すのをためらいましたが、機械からのショック指示を受け勇気を出してショックボタンを押しました。その後、メンバーでいらしていたドクターに処置を代わっていただき、救急車が到着まで救命活動を行ないました。

救命~その後

病院までスタッフが付き添い一命を取りとめたことを確認、その後ご本人から退院された旨、連絡いただき一堂安心しました。
一月後にプレーされに見えられた時はびっくりしましたが(笑)。その後もほぼ毎週のようにプレーされておられます。

救命に当たっての感想と今後の取り組み

藤ケ谷カントリークラブにおけるAED導入のポイント

実際に救命にあたり感じたのは救命講習の重要性です。胸骨圧迫の強さ・リズムはやはり、講習で一度体を動かしていたことで出来たことだと思います。もし、講習を受けずに本とかで読んだだけならキチンと出来たかどうかは疑問です。また、救命の現場では一人では何も出来ない、チームで動く事が非常に重要だと感じました。チームで動くための日常の役割決めや意識付けも大事ですね。

今後の課題としては、一つはAEDの増設。インコース・アウトコースにある売店の一つずつに置きたいですね。そして、その運用のための更なる講習の実施。先の売店でいえば、売店の店員さんにもAEDを使えるようにしないといけない。
最後には継続的な講習です。一度受けただけでは2年3年と経過するうちに忘れてしまいます。定期的な講習が受けられるようなシステム作りが重要です。

この内容はPDF版「救命事例Vol.3」でもご覧いただくことができます

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