宮城蔵王ロイヤルホテル(AED救命レポート Vol.1)

多くの人が集まるリゾートホテルでは、安心してお客様にお過ごしいただくためにさまざまな工夫をされています。AEDで過去に多くの人命を救ったご経験のある『宮城蔵王ロイヤルホテル』のご担当者様に、AEDの導入経緯と使用内容についてお話しをお伺いしました。

導入に至った経緯は?

冬場の露天風呂では外気が氷点下になります

当ホテルには年間約6万名のお客様が宿泊されます。最近は60歳以上のシルバーエイジの方も多く、中には80歳過ぎの方もいらっしゃいます。ほとんどの方が温泉に入られますが、特に冬場の露天風呂では外気が氷点下になり、元気な方でも身体に負担がかかります。そうしたお客様に対する救命医療対応は以前より行ってきましたが、更なる安全対策向上を検討しておりました。 その中で、白石消防署蔵王出張所からも救命医療用としてAEDの導入を薦められ、当ホテルへのAED設置を決めました。
導入にあたり、営業、業務、調理等、全部署でAED講習を受講し、全従業員の2/3である52名が使えるように指導しています。

導入後に見られた変化は?

設置の様子

救命対応への安心感を持って頂けるようになりました

フロント前にAEDを設置することで、来館されたお客様全てに「ここにはAEDがある」と認知して頂き、救命対応への安心感を持って頂けるようになりました。
また、フロント担当は実際にAEDでの救助経験があり、お客様からの質問にも詳しくお答えしています。導入当初は大浴場前に設置していましたが、フロントから浴場への搬送距離が短く、より多くの方への認知という点でフロントへ移動させました。

実際にAEDを使用されたケースは?

2年間で6度使用し、5名の救命処置に成功

2006年から設置を開始し、2年間で6度使用し、5名(男性4名、女性1名)の救命処置に成功しました。5名のうち4名は大浴場、1名の方は客室で意識を無くして倒れた方でした。通報を受けすぐに従業員が救命措置を行い、AEDを作動。5回の使用の内、4回は1度のショックで心拍が回復し、お客様の意識が戻りました。(残りの1回の方も2度目のショックで回復しました。)
通報した救急車が到着する頃には会話も可能でしたが、念のため病院に搬送。検査後、後遺症・入院も無く、通常通りお帰りになられました。
客室で倒れた方は、部屋の清掃業務の際に発見され、すぐに救命措置を行い、AEDを作動させたところ回復。救急車で搬送され3日ほど入院後、退院されました。もともと不整脈の持病をお持ちだったそうです。残念ながら亡くなられた方は、大浴場の浴槽で倒れられ、すぐに偶然居合わせた医師のお客様と救命措置を行いました。しかし、もともと持病をお持ちだった事もあり、完全な心停止状態でした。AEDを使用した迅速な救命処置をおこなった事によって「迅速かつ十分な対応をしてもらった」と後からお礼の手紙を頂きました。

AEDを設置して良かったことは?

お客様へ救命処置ができることです

とにかくお客様へ救命処置ができることです。リゾートホテルの立地上、救急車到着は、20分はかかります。AEDがなければ間に合わないケースがほとんどです。
次に、AEDに記録されたデータを病院や役所に提出できることです。現場は慌しく、状況を正確に記録するのは厳しいですが、AED内のデータは後の分析・説明に役立ちます。
最後に、人命尊重の企業・グループ姿勢を表現できることです。また、我々が得たAED救急対応知識を、仕事以外の場でも活かし、多くの人命を救助し社員ひとりひとりが社会に貢献できればと思います。

AEDに今後期待することは?

AEDに蓄積されたお客様データを、救命処置をおこなっている間、現場から病院に転送できるようになればいいと思います。AED本体の大きさはコンパクトでいいですね。

この内容はPDF版「救命事例Vol.1」でもご覧頂くことができます

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