青梅マラソン(ボストンマラソン姉妹提携)
(ポスター)
フクダ電子株式会社は今年も、2013年2月17日(日)に開催される「第47回青梅マラソン大会」におきまして、当社AED(自動体外式除細動装置)をコース内各救護所へ設置する他、13台の移動車(救護車)にも搭載する予定です。国内外の招待選手・一般アマチュア競技者約2万人が参加するこの大会を、ランナーの皆様が少しでも安心して競技へ臨んでいただけるよう救護面でサポートします。
マラソンコース
AEDは上記各救護所11箇所(※総合体育館には3つの救護所)のほか、13台の移動車にも1台ずつ搭載され、合計24台のAEDがランナーをサポート。
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2012年2月19日に開催された青梅マラソン大会において、フィニッシュ後に男性ランナーが心肺停止状態となり、AEDを使用した救命処置で一命を取り留めるという場面がありました。
これは、30Kmの部に参加した男性ランナー(60歳)がフィニッシュ直後に青梅市総合体育館前で倒れ、大会スタッフが救護にあたった際は心肺停止状態でしたが、現場付近に用意されていたAED(ハートスタートHS1)が素早く使われ、数分後には呼吸/ 脈拍が確認され無事に救命活動が完了したというものです。
当社は、今後も引き続きAEDを通じて青梅マラソンとランナーの皆様をサポートしていく予定です。
AEDとは?
AEDとは、Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)の略で、電源を入れると音声で操作が指示され、救助者がそれに従って 除細動 (=疾病者の心臓に電気ショックを与えること)を行う装置です。AEDは自動的に心電図を診断し、電気ショックを与える必要があるかどうか判断しますので、医学的な知識が少ない一般市民でも音声ガイダンスに沿った簡単な操作で救命処置ができます。既に欧米などでは学校・駅・空港・スーパーマーケットなど人が大勢集まる公共の場所で多く設置されており、いざ心停止の患者が発生しても迅速に対処が出来る環境が整備されています。わが国においても一般市民がAEDを使用して一次救命処置を行うことができるようになり、急速に設置が進んでいます。