在宅酸素療法(HOT)について

HOTの現状

現在約17万人がHOTを実施しており、そのうちの約70%が呼吸器疾患の患者さんです。
2004年4月の診療報酬改定においては慢性心不全が、さらに2018年4月の診療報酬改定においては群発頭痛も在宅酸素療法の適応となり、今後益々、呼吸器以外の分野においても患者数は拡大していくと思われます。

HOT疾患別患者数

HOT疾患別患者数

HOT患者数推移

HOT患者数推移

適応基準

高度慢性呼吸不全例のうち、在宅酸素療法導入時に動脈血酸素分圧55mmHg以下の者及び動脈血酸素分圧60mmHg 以下で睡眠時又は運動負荷時に著しい低酸素血症を来す者であって、医師が在宅酸素療法を必要であると認めたもの

慢性心不全患者のうち、医師の診断により、NYHAⅢ度以上であると認められ、睡眠時のチェーンストークス呼吸がみられ、無呼吸低呼吸指数(1時間当たりの無呼吸数及び低呼吸数をいう。)が20以上であることが睡眠ポリグラフィー上確認されている症例

■関連学会の診断基準により群発頭痛と診断されている患者のうち、群発期間中の患者であって、1日平均1回以上の頭痛発作を認めるもの
※適応患者の判定に経皮的動脈血酸素飽和度測定器による酸素飽和度を用いることができます

(参考資料:令和8年3月5日保医発0305第6号)

酸素療法の目的

慢性呼吸不全に対する酸素療法の目的は以下の通りです。

    • ■症状(呼吸困難)の軽減
    • ■低酸素血症及び組織低酸素の改善
    • ■QOLの向上
    • ■肺高血圧症の予防
    • ■生命予後の改善

(酸素療法マニュアル 2017年より改変)

長期持続酸素療法患者の予後

診療報酬について

パルスオキシメータ関連の診療報酬

D211-3  時間内歩行試験 200点
D211-4  シャトルウォーキングテスト 200点
D223     経皮的動脈血酸素飽和度測定(1日につき) 35点
D223-2  経皮的動脈血酸素飽和度測定(一連につき) 100点

(参考:令和8年厚生労働省告示第69号)


HOT導入の流れ

①在宅酸素療法適応の確認

検査や問診などを行い、在宅酸素療法の適応が判断されます。
適応患者の判定に経皮的動脈血酸素飽和度測定器による酸素飽和度を用いることができます。

②医師と療養者/ご家族の同意確認

③在宅酸素療法の教育・院内トレーニング

使用する酸素濃縮装置、流量などの処方が決定されます。
退院に向けて在宅酸素療法の必要性や機器操作・注意点などの説明が医療機関より患者へ実施されます。

④試験外泊

⑤在宅酸素療法開始

医療機関の設置指示を受け、フクダライフテックが酸素濃縮装置を患者さんのご自宅へ設置し、機器操作・注意点・日常のお手入れ方法・緊急連絡先などをご説明します。

⑥訪問診療/外来受診

医師による指導管理が必要となります。
在宅での機器使用状況は遠隔データ管理システム「f'Rens」で確認できます。

企業と医療機関と療養者の関係

お電話でのお問い合わせ

Webからのお問い合わせ

お問い合わせ お問い合わせ閉じる
メニュー メニュー閉じる
ページの先頭へ

お電話でのお問い合わせ

Webからのお問い合わせ

お問い合わせ閉じる