失神・めまい・SOS

失神の疫学

人口の約半数が生涯に1回は失神イベント経験すると推定している文献があるほど、失神は身近なものです。
救急外来受診の1%~5%は失神患者と言われています。※2
※2:Circulation 2004 Dec 14:110(24)3636-3645

一般人口における失神の発生頻度

男性で3.0%、女性で3.5%に発生し、積算発生率は10年間で6%程度とされています。※3

失神は、「若年者層(14歳~25歳)」と「高齢者層(70歳以上)」に多発する2峰性分布を示します。※3

※3:Task Force for the Diagnosis and Management of Syncope; European Society of Cardiology (ESC); European Heart Rhythm Association (EHRA); Heart Failure Association(HFA); Heart Rhythm Society (HRS).Guidelines for thediagnosis and management of syncope (version 2009).
EurHeart J 2009; 30: 2631-2671.

失神の原因

失神の原因を分類別にみると、比較的安全なことが多い“神経調節性失神”の割合いが多いのですが、予後不良である“心原性失神”の割合も10%程度あり、非失神発作である“てんかん”も5%ほど含まれています。
また、最も割合いが多いのが“原因不明”となっていることから、失神の原因診断の難しさが分かると思います。

失神の原因

※3:N Eng J Med,2002,Sep19,Vol.347,878-885

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