むすび在宅クリニック京都
2025年10月開業
京都府京都市
- 内科
- 緩和ケア内科
記事更新日:2011.9
院長 豊川 毅 氏
私の専門は循環器ですが、勤務医の時は患者様の急性期を中心とした診療でした。
かかりつけ医として、その後の回復期・外来・在宅医療に貢献していきたいという思いが強くなり、開業医の道を決意しました。
開業医に興味を持ち出したのは今から5~6年程前でした。
実際に模索を始めたのは2~3年程前になります。
まずは先輩開業医や、専門のコンサルタントの方に相談しつつ指南書やインターネットを利用して、開業に必要なノウハウを勉強しました。医院建築、開業までのスケジュール、資金計画、雇用人員、正社員・パートのメリット・デメリット等、いろいろと調べました。
開業地の選定と開業のためのチーム作りに努力しました。
平成20年からの3年間は新中間病院に勤務していました。
それ以前、大学病院に勤務していた平成15年から17年までの3年間も、そちらには医局からの非常勤で診療していたこともあり、当地の患者様には深い親近感があります。
私にとっての地域医療は、中間市~八幡西区南部という思いがありましたので、当地で物件を探しました。
これまでにもいくつか候補があったのですが、平成22年6月にこの物件と出会い、医療経営や診療所開業に詳しい高校の先輩の税理士に相談してみました。診療圏調査と事業計画書を厳しめに作成して銀行に相談したところ支援を得ることが出来ましたので、ここを開業地と決心しました。
その後は、不動産購入・医院設計・医療機器選定・融資相談等すべてが同時進行でした。その過程で、建築、医療器械、薬品、税理、労務等、諸分野に良いパートナーを得ること、そして彼らが緊密に連携して下さるように、全体の仲間関係を構築することに努力しました。
建築工事に関して、施工会社と綿密な打ち合わせが必要だったため、勤務医を続けながら時間をつくるのには少々苦労しました。
医療機器、特に循環器の機器に関しては、当初からフクダ電子へ依頼しようと決めておりました。勤務医時代から、フクダ電子の方々には、様々な情報提供から、診療では万事に迅速確実に対応していただいた深い信頼がありましたので、迷うことはありませんでした。
その後、電子カルテとの連動に関しても打ち合わせから設置・模擬診療まで、しっかりと立ち上げて戴き、安心しておりました。医療機器で苦労することが無かったので、ずいぶんと助かりました。
クリニックの開業に関しては細かな決め事がたくさんありますので、周りの先輩や知人の話をよく聞くことと、信頼できるパートナーを見つけることが成功する一つの方法だと思います。
私の場合は、どの部門にもキーパーソンがいらして、それぞれの方に大変お世話になりました。
開業を支援して下さった建築関係各位、税理士、社会保険労務士、各メーカ、販売会社の方々、そして全体を統括する方、誰か1人欠けていても上手くいかなかったと思います。
やはり地域のニーズに応えていくことです。
自分のやりたい医療と地域が望む医療が上手く一致するように、地域の要望を絶えず汲み取って研鑚したいと思います。
まずは内科診療のみならずリハビリや介護予防等に取り組む予定です。準備中のリハビリ室を早く稼働させ、整形外科医・リハビリ医の助言を得ながら、理学療法士・作業療法士とリハビリテーションを実施したいと考えております。
引き続き地域の中核病院と連携して、循環器疾患のみならず広く地域の患者様の家庭医になれるように努めていきたいと思っております。