脳卒中・脳梗塞の疫学
脳卒中は「寝たきり」の
最も大きい要因
いわゆる「寝たきり」と考えられる要介護度5となった主な原因をみると、脳卒中がその要因の第1位(24.7%)となっています。
また、脳卒中発症後の2割から4割の患者が認知症を発症するというデータもあるので、要介護状態を回避するための予防戦略が重要と言えるでしょう。
| 第1位 | 第2位 | 第3位 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 要介護5 | 脳血管疾患(脳卒中) | 24.7% | 認知症 | 24.0% | 高齢による衰弱 | 8.9% |
| 要介護5 | ||
| 第1位 | 脳血管疾患(脳卒中) | 24.7% |
| 第2位 | 認知症 | 24.0% |
| 第3位 | 高齢による衰弱 | 8.9% |
引用:厚生労働省「令和元年国民生活基礎調査の概況」
- “要介護5”とは?
- 食事・排泄・入浴といった日常生活全般において全面的な介助が必要な状態で、意思疎通が完全に不能となっているケースが多い。 いわゆる「寝たきり」という状態。
脳卒中は再発率が高い
脳卒中は再発率が高く、10年間で51.3%に再発が認められたというデータがあります。
10年間の平均では5%/年ですが、特に初年度の再発率が高い傾向があります。


引用:J Neurol Neurosurg Psychiatry 76:368-372,2005
心原性脳梗塞は再発し易い
脳梗塞の再発率には病型によって差があります。1年以内の再発率は下図の通りで、特に心原性脳梗塞で再発し易いことが知られています。


引用:J Neurol Neurosurg Psychiatry 76:368-372,2005


