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ホルター心電計 -臨床応用への道-

その後の進歩

ホルターの基本フォーマットはSCM-270で確立されましたが、その後、マイクロコンピュータの進歩と共に高速自動解析が導入されました。
最近では高性能パソコンを使ってホルターの高性能化、多機能化、効率化が進んでいます。再生720倍、印刷スピードも高速化し、編集機能も充実して多種類のレポートを打ち出すようになっています。
再生解析・編集・印刷が3人分同時にできるようになり、再生センターでの効率化も図られています。
ネットワーク化による電子カルテや院内システムへの対応も準備されています。デジタル記録器も開発され、テープの代わりにICカードを使うようになっています。より小型、軽量化が実現し、繰り返し使用しても波形劣化がなく、高品質の波形が得られる特長を持っています。また、モーターが無いので、駆動音が聞こえず、24時間携帯する患者さんには優しい機器となっています。
ICカードを利用したマイコン心電計による再生が可能になりました。ホルター心電計は、かなり手近かな検査法になってきたといえます。
パラメーターのマルチ化も進展し、血圧、SPO2(動脈血酸素飽和度)、呼吸、体位、ペースメーカーパルス検出が24時間計測できる機能も開発されました。特に、血圧ホルターは血圧の日内変動が記録できるということで好評を頂いています。
最近では、24時間のSPO2、呼吸機能の計測データ等を用いて睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査にも活用されるようになってきました。

心電図血圧の24時間記録計
FM-200

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