絵画・写真コンクール
第8回フクダライフテック 絵画・写真コンクール
フクダライフテックグループ「第8回 絵画・写真コンクールに」ご応募いただいた作品の中から厳正なる審査の結果、入選作品12点と特別賞6点が決定されました。
コンクール開催に際しまして、全国より素晴らしい作品を多数ご応募いただきましたことを、社員一同心より御礼申し上げます。
入選作品
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「梅に鶯」
山添 薫さん
私の庭の梅の木に毎年鶯が訪ねてくれます。九十年余り経つ古木です。蕾を見た時そして香りと清らかな花を見た時心が癒されます。そしてぜんそくのゼイゼイも聞こえなくなる様に思えましたが年に一、二度は入院、その後在宅酸素を使用してからは不思議にゼイゼイも無くなり現在では毎日楽しく過ごさせて頂いています。皆様も頑張って吸入をして下さい。美しい花や緑を見て楽しい日々を過ごして下さい。未熟な私の入選驚きました。
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「冬景色」
西丸 貴さん
友人宅に遊びに行く途中、久しぶりに雪景色に出逢い、何となくシャッターを切りその写真を絵にしました。何か感じる絵となりました。担当の方から入選した事を聞き、全国の皆様方の中から立派な喜びを頂き感謝の気持ちです。私は絵心が一切なく我流で描いていましたが、何度かやる気をなくしその都度家内に煽てられ何とか小さな喜びを掴みました。私も酸素を吸入しています。皆様もこの絵を見て頂き喜びをわかちあえたらと思います。
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「片時の休息」
辻 秀治郎さん
阪神淡路大震災で地滑りを起こした仁川沿いの斜面で、住民グループ「ゆりの会」が育てているシバザクラが見ごろとの新聞記事を読み、早速に気を入れて撮影に出かけました。私にとっては初めての場所とのこともあり、阪急仁川駅から汗だくになって歩くこと約30分。現地で少し疲れを覚えていたところへ、一羽の蝶が深紅のシバザクラに飛来。我を忘れて一時休息している蝶に見とれた、そんな入魂の一作です。
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「山里の一軒家」?
堀 光雄さん
作品の場所は関市板取の山間で、散歩をしていた時田舎の山間に一軒の農家があり桜が咲いていました。その美しさを忘れないように作品を作りました。今回入選し、大変嬉しいです。私は酸素を使用して6年になりますが、体に無理をしないことを第一に酸素と友達になっております。
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「カーネーションの花」
秋山 善男さん
この度「カーネーションの花」が入選のお知らせを頂き、本当に有難うございます。既に亡くなっている家内の誕生日に家内の愛用していた茶器とセットにして描いたものです。
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「あじさい」
中谷 甲子江さん
場所は明石に在住していた頃の家の庭で、梅雨の晴れ間に咲いたアジサイを作品にしました。ピンクの和紙にブルー系の染料を浸して紫に染めると、ブルーの和紙にピンク系の染料を上から染めたのとは違った薄紫が出来ました。このアジサイも様々な花も家もあの地震が根こそぎ捨ててしまった。今はマンションに住んでいるので、木は植えられず、また限られた所にしか行けない私達だけど、美しいものは美しいと愛でる心を持ち続けたい。
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「花とカマキリ」
伊藤 輝夫さん
明日行われる航空祭の写真撮影のため、車に酸素ボンベの積込みを終え、縁側でカメラの手入れを始めていました。突然羽音を立てながら花の魅力に誘われてか、ゼラニュームの花にカマキリが留りました。手入れ中の愛用のカメラが使えずコンパクトカメラのシャッターを押しました。しかしカニューラを装着している事を忘れ、数ショット撮影した時、カニューラの管が花を揺らしてしまい、驚いて飛び去りました。残念!
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「ひまわり」
井田 文男さん
兵庫県南光町の輝くひまわりに囲まれた暑い夏の一日でした。明るい太陽に一斉に顔を向けるひまわり。私達も人生の素晴らしさ、人々の温かさ、自然の美しさに目を向けたい。呼吸の苦しさで遠出をあきらめていた矢先の入選で酸素療法を続けながら少しずつ以前の様に撮影の機会を持とうという気力をもらい、また、米寿を迎えた私には何よりのお祝いとなりました。誠にうれしく感謝の気持ちで一杯です。
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「クヌギ並木」
斉藤 英一さん
この作品は、郷里加須の浮野に通ずる農道のクヌギ並木をスケッチした作品です。私の作品は身近な親しみをもつものを、常に多くテーマとして作画しています。「第8回絵画・写真コンクール」に思いがけず入選して、喜んでおります。今は病床にあり、酸素吸入のお世話になっておりますが、心の支えである絵をいつまでも描き続けていきたいと思います。
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「霊峰高野の初秋」
松原 壮治さん
世界遺産に登録された、弘法大師縁りの地・高野山に一足早い秋の足音を見付けた時の一枚です。写真は不慮の事故により右手の自由を失ってから、左手一本で始めた趣味でしたので、入選致しました事は何よりの励みとなります。酸素療法をされている皆様も、前向きに新しい事にチャレンジされ、大いに人生を楽しんでほしいと思います。
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「晩秋の岩手山」
金野 和多利さん
盛岡の西方、小岩井農場の広大な牧草原を進むとブナや白樺の林に入り、やがて湯煙の立ち昇る玄武の湯とぬくもり温泉に囲まれた「ゆこたんの森」へ着く。ススキが波打ち、モミジやカエデの紅葉に彩られた山麓。そして初冠雪を頂いた岩手山。その美しい自然の広がりに呼吸疾患のプレッシャーが昇華され、私はスケッチに夢中になっていた。絵は六十からの手習い。酸素療法の世話になりながら自然に親しむ宝物である。
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「信楽焼のたぬき」
中森 たね代さん
滋賀県信楽町は焼物の町です。毎年干支を買いに車で連れていって貰います。並んだ並んだたぬきさん。町のあちこちで迎えてくれますたぬきは縁起ものと家々に置かれています。息苦しさも忘れて笑みがこぼれます。油絵を始めて六年目で未熟な絵ですが可愛さにひかれ描きました。入選出来て嬉しいです。病は気からと云われます。明るい気持ちで趣味に挑戦し楽しい日々を過ごしましょう。
特別賞
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「京都城南宮の垂れ梅」
石井 金二郎さん
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「梅の家族」
久保 亙さん
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「近江八幡にて」
西川 磯一さん
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「オランダの港町」
武内 綾子さん
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「小春日のほほつき」
瀧本 恵美子さん
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「紅葉の秋」
福田 勇さん
過去の入選作品
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- 第11回フクダライフテック 絵画・写真コンクール
- 第10回フクダライフテック 絵画・写真コンクール
- 第9回フクダライフテック 絵画・写真コンクール
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